鉄道会社に就職できたのは今は亡き両親のお陰

今日の心が温かくなるようなちょっといい話は、就職についてのお話です。

ご両親の意思とは違う就職に、当初反対されたそうです。

しかし、ご両親の理解あって大好きな鉄道会社に就職することができたそうです。

鉄道関係の仕事をするのが夢

昔から鉄道関係の仕事がしたかった私が、仕事先を探していたところ、偶然通学していた学校の近所に、のちに勤務する鉄道会社の本社がありました。
広報課の方と仲良くなった私は、鉄道会社に就職したい気持ちが強まり、高校卒業後、希望していた鉄道会社に就職しました。

薬局を経営していた両親は猛反対

就職したとき、感謝してもしきれない人たちが私の両親でした。
薬局を経営していた私の両親は、「私が薬剤師になって店を継ぐ」と考えていたようです。
「店は継がないよ。鉄道会社に就職したい」
と話した私は、両親に猛反対されました。

両親の理解に感謝しています

それでも私の夢を話し説得した両親に、快く許してもらい、1993年の春、晴れて鉄道会社に就職しました。
就職後独身寮で一人暮らしをしながら、ときどき実家に戻っていた私は、店の手伝いをしていました。

2001年の春、事故に遭った両親は、帰らぬ人になりました。
その後障がい者となった私は、2014年5月、勤務していた鉄道会社を退職し、現在は在宅勤務で、パソコンを使った仕事に従事しています。
生涯現役で鉄道会社に勤める夢は絶たれてしまいましたが、両親のおかげで就職できたことを、私はとても感謝しています。

親が子を思う気持ちは、どこの家庭でも同じですね。

でも、ご両親を事故で亡くされて、お悔やみ申し上げます。

また、ご自身もケガをされたのか、大好きな仕事を離れることになってしまい、残念です。

パソコンでの仕事が成功されることをお祈りしています。

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